『100年コート』は、三陽商会のタグライン「TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう。」を体現するためにはじめたプロジェクトです。いつの時代も変わらぬ価値のある、時に流されないものづくり、を基本にお客様に永く愛されるコート、を目指して素材から縫製まで全て国内で丁寧につくりました。汎用性が高く、年間でも着用時期の長いスタンダードなコートです。100年コートの新たなモデルとして裏地やライナーに格子柄をあしらったシリーズが登場しました。新たな格子柄は「三陽格子」として400年以上の歴史をもつ日本の伝統芸能「歌舞伎」の衣装に用いられてきた翁格子をルーツとし、「松竹」監修の下オリジナルで開発しました。太い線(翁)が細い線(孫)をたくさん持つ、または守るという非常に縁起の良い柄で、親から子、子から孫へ受け継がれて愛される「100年コート」と共鳴するコンセプトです。その翁格子の中でも歌舞伎十八番の内「勧進帳」の中で弁慶が着用する翁格子をもとに、砂色(すないろ)は「大徳寺の土壁」、墨色(すみいろ)は「いぶし瓦」、柿色(かきいろ)は「京の町屋の灯り」、紺青(こんじょう)は三陽商会のコーポレートカラー、と日本人に古くから馴染みの深い4色の色を選びました。クラシックな一枚袖ラグランラで可動域が大きく、身頃も少しゆとりがあります。また、本格的な仕様である貫通ポケットの内側には大きめな収納可能なマガジンパッチ仕様です。水牛ボタンもリニューアルしています。下前の釦ホールも作っているので観音開きにしたスタイリングも楽しめます。表素材には着込む程に味の出る良質のコットンを使用、耐久はっ水加工が施されているので、雨水などをはじきます。深みのある色、光沢が上質感を引きたてます。後ろのプリーツは腰の高い位置から始まっており、さりげなく広がった裾のボリューム感で女性らしく、スタイル良く見せてくれます。表にステッチの出ない裾仕上げなどさりげない部分でエレガントさを出しています。ベルトはやや長めで、縛ったり、ポケットに入れたり様々な着こなし方に対応できます。ポケットの中に暖かい起毛素材を使用したり、ベルトの落ち止めなど細部にも配慮しました。青森県七戸町の自社工場サンヨーソーイングで培われた技術を背景に、ボタン付けや衿付けの内側部分は職人の手作業で行っています。ボタンをかけやすく、丈夫に、襟元は首に沿うラインを滑らかにつくりだします。
モデル:H169 B80 W60 H88 着用サイズ:38
商品のカラーについて
- 性別タイプ
- レディース
- 原産国
- MADE IN JAPAN
- 素材
- 本体 表地 綿100% レザー部分 牛革 裏地 胴部分 綿 袖部分 キュプラ ライナー 本体 毛100% パイピング部分 キュプラ100%
- サイズ
- 34、36、38、40
- クリーニング
- 品番
- P29858_45
(T1A77011---45-34 P29858)